にゃーごのなりたち

はじまり

ゃーごメンバーのFさんは2011年の東日本大震災のあと、ボランティアとして福島の犬猫シェルターに行っていました。

の後、にゃーごメンバーのSさんがそのシェルターから保護犬「ロゼ」くんを家族に迎え、続いて、東京から福島に通うボランティアさんのところから2匹の猫「ぼっちゃん」と「茜ちゃん」を迎えました。

れをきっかけに犬猫の保護活動をしている仲間とのつながりができ、FさんとSさんが働く介護事業所の事務所で保護猫の預かりをするようになりました(らいとけあ猫部として活動)。これまでのべ31匹の猫を保護したり、里親さんを探したりしてきています。

★写真はぼっちゃんと茜ちゃん。

おもちくん

   おばあちゃんち訪問

い寒い秋田の民家で保護され、東京のFさんのおうちに住むことになった白猫「おもち」くん。

どうやって外で暮らしていたのかな?と思うくらい、人のことが大好きなおもちくん。

方、若いころ猫を飼っていて熱心に保護活動もやっていたけれど、年をとって猫が飼えなくなった認知症のおばあちゃん。

ゃーごメンバーは、そのおばあちゃんのお家におもちくんを連れて行き、抱っこしてもらったりしました。

おばあちゃんは残念ながら亡くなられましたが、そのご家族は今でも私たちの 活動を応援してくれています。

もぐたん&みけちゃん

    がん末期の方を訪問

田で保護された子猫の「みけ」ちゃんと「もぐら」くん(通称もぐたん)。

方、がん末期の40代の女性。元気な頃は猫と暮らしていました。

訪問看護師さんからにゃーごメンバーに「最期にその方の望みをかなえてあげたい」と相談があり、その方のお家に子猫の2匹を連れていきました。

その方の病状はだいぶ悪く、目もよく見えないような状態でしたが、子猫を抱っこして満面の笑みで喜んでくれました。その様子を見たご家族もとても喜んでくれました。その方はその日に搬送され亡くなられたとのこと。

の2つのできごとがきっかけとなり、私たちは「猫と一緒に仕事がしたい」との思いが強くなりました。

そして、お年寄りが猫を飼い続けるお手伝いや猫がいるデイサービスができないかと考え、NPO法人の設立に至りました。

ゃーごはこれから、猫と人が当たり前に協力しながらお互いの最期のときまで暮らせるように、さまざまな活動をしていきたいと思います。